静岡県内唯一の
ハウスナスの産地である
JA三島函南のナス組合。
黒紫色で表面にハリとツヤがあり、
みずみずしく、ヘタの鋭いトゲで
鮮度さを伝えています。
40年以上前から栽培しており、部会が設立してから20年が経ちます。
県内東部の近在市場と県外の市場へ出荷されます。
8月下旬から9月中旬に定植し、早い生産者では10月から収穫スタートとなります。
出荷は来年6月末まで続き、ピークは4月~6月。
ハウス内には籾殻や藁を敷き、土の乾燥を防ぎ湿度の調節もしています。
同部会のナスは県外の遠方にも
出荷します。そのため
出荷するダンボールを防湿、鮮度保持
に効果的なダンプルーフ加工が
施してあるものにして、ナスの呼吸や
水分の蒸発を抑制し、より一層
色とツヤを保った新鮮なナスを
消費者に届けています。
色回りにムラの無い綺麗な黒紫色の表面をつくり、
ミネラル豊富な土作りによりしっとり感を持たせています。
肥料を適度に使った有機栽培が主体で、より減農薬栽培を目指し、
IPM(総合的病害虫管理)の導入等により農薬も減らしています。
同部会三田孝部会長は
「柔らかくて美味しいナスをより多くの消費者に食べてもらいたい」
と話します。